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電動船

電動船 [2021年03月23日]

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クリーンエンジンの時代、日本でも2030年に向けてガソリンエンジン自動車は減ってゆくこととなろう、この動きはやがてボートについても同様の方向が求められるに違いない。

電動化が進んでいるのは中国で、2019年に上海で走っているオートバイがすべて電動バイク、電動スクーターに代わっていることに気づいた。正月の箱根駅伝の先導をした白バイが電動と聞いて良かったが、上海にはかなり遅れている。白バイ、郵便配達、ピザ配送などは早くすべて電動に代えてほしい。

 

電動バイク、スクーター そのナンバープレート

 

中国では乗用車についても「新燃料車」というカテゴリーが出来て(EVやハイブリッドなど)ナンバープレートの色も緑に変わり、登録料も無料とのことである。上海の大通りで見たところでは少なくとも10台に1台は緑ナンバーであった。

 新燃料車 緑のナンバー

 

 

舟関係では、電動船外機の元祖はドイツのTorqeedoである(トローリングモーターを別にして)、そして香港(生産は中国・深圳)のepropulsionが類似品を生産、販売している。2019年の上海ボートショーにはこのほかにEZ Outboard、Sunexe、Yataiが出展されていた。

 Torqeed

 Epropulsion

 EZ Outboard

 

電動船の実用という点では台湾が進んでいる。高雄の愛河の両岸を結ぶ観光船は屋根にソーラーパネルを貼った電動船で、10年前くらいから使われている。屋根のソーラーパネルだけでは不足と思われるので他にも何か動力を併用していると思う、詳しいことは分からないがハイブリッド船ではないかと思う。

 高雄‣愛河の観光船

 

2018年に台湾中部の日月潭に導入された観光船は純電動船で、台湾のAnEnergy社のモーターとバッテリーを使っている。www.anenergy.com.tw

ボートは上海Luck製のカタマラン型、全長15m、最大幅5m、定員45名、巡航速度9ノット(最大12.5ノット)、連続走行時間5.5時間、35kwのモーターx2がそれぞれのハルに設置してある。

 日月潭観光電動船

日月潭観光電動船 45人乗り

 製造中の同形船

 


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